中国茶の始め方 | おすすめの中国茶器と茶葉

「中国茶に興味があるけど、どこで茶器や茶葉を買っていいかわからない」
そんな方に、中国茶を始める際の個人的なおすすめを紹介します。

ここでは購入先として、遊茶さんを中心に紹介します。

遊茶さんをおすすめする理由は以下の3つです。

  • 品質と価格のバランスが良い

  • 品揃えが偏りなく網羅的

  • オンラインで購入でき、サイトがきれいで安心

こだわり抜かれたディープな店舗・サイトもありますが、初心者にはハードルが高いはず。

表参道に店舗もあるため、迷ったら相談しに行くのも良いでしょう。

 

揃えるもの

「本格的、かつ、最低限これがあればいい」という中国茶器はこれだけです。

  • 茶壷(ちゃふー)※急須のこと

  • 茶海(ちゃかい)※ピッチャーのこと

  • 茶杯※飲む用の杯

これさえあれば、あとは茶葉を変えて様々な中国茶を楽しむことができます。

それではそれぞれのおすすめを紹介します。

茶壷(ちゃふー)

中国茶用の急須です。

「水平壷(すいへいこ)」という形の茶壷が初心者にはおすすめです
土の種類も色々ありますが、下のような朱色のものがスタンダードです。

茶壷は高価なので、着色しただけの偽物や焼き締めで作っていないものなど、とにかく色々あって素人が判別するのは難しいです。
しっかりと信頼できるお店で買うのが良いと思います。

磁器の茶壷ならもう少しお手頃です。

上のような土でできた茶壷は茶の香りを吸着するので、プーアル茶など香りやクセの強い茶に使えなくなってしまいます。
その点、磁器であれば香りを吸着することがないので、どんな茶葉にも汎用的に使うことができ便利です

色々飲んでいくのであれば磁器の茶壷は必ず必要になるので、こちらから入るのも全然アリです

他の販売元から買うときも「安めの茶器でとりあえず始めてみたい」という場合は磁器の茶器で始めるのをおすすめします。

茶海(ちゃかい)

ピッチャーです。ガラスの茶海は水色が見えるので導入に最適です。

茶杯(ちゃはい)

お茶を飲む時に使う小さい杯です。
茶杯はとくにこだわりがなければ一番安いもので良いかと思います。


これらの茶器一式で、最安でトータルざっと9,000円ほどでしょうか。

茶葉

茶葉はとにかくたくさんあってわからないと思います。
違いや香りのわかりやすいものから始めるのが個人的にはおすすめです。
「お茶にこんな味や香りがあるのか!」と、気分やシチュエーションに合わせてどんどん色々飲みたくなるはず。

ウーロン茶(青茶)

「中国茶といえば」というイメージのウーロン茶。
ここでは特に味と香りの際立っているものをピックアップします。

紅茶

英国やインドのイメージが強い紅茶ですが、中国紅茶というものがあります。
最近では日本で作った和紅茶が注目されているように、紅茶というのは茶葉の精製方法のことなのです。

ここでは初めて飲むにはあまりに衝撃的な紅茶を1つだけ紹介します。

中国語名で「ラプサンスーチョン」とも呼ばれるこの紅茶の最大の特徴は松の木による燻香
燻製のような独特の香りが紅茶からする衝撃はお茶の幅広さを教えてれると同時に、非常にクセになります。


他にも緑茶、黒茶(プーアル茶)、白茶、黄茶など様々な種類のお茶があります。
サイトの説明がわかりやすいので、興味をそそったものを買ってみてもいいかもしれません。

好きなお茶の種類が見つかったら、その中で様々な品種を飲み比べてみる。
さらにハマったら、そのお茶の種類に特化した専門店で茶葉を買ってみる / 飲みに行ってみる。
という順番が導入には最適です。

お茶の種類についての解説はこちらから。

それでは、良いお茶酔いを

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